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ミカゲ誕生日おめでとう!生まれてきてくれて有難う!
そんでもって皆様・・・!
改装間に合わなくてごめんなさい!(全力で土下座)
一週間なんてあっという間に過ぎ去っていくんですよねっていうのを実感しました。
まあ・・・だからと言ってこの駄目っぷりが直るわけでもないんですがね!
そういえば、作品置き場にしようと思っていたブログをヒュウガ+子ミカゲの擬似親子or兄弟パラレル専用部屋にしてみました。
http://knospe.99ing.net/
今のところ現パラの兄弟ばかり。誕生日もここで祝ってます。よろしければ覗いてください。
で、こっちでは何も祝えそうにないので、以前書いたアヤミカをば。
in軍部?で微裏っぽいです。祝っている感は、ない。全く。
そんなもので宜しければどうぞ!
あの子が、人に好かれやすい性格だということは熟知している。
またあの子自身が気づいていない、春の光に似た人懐こい笑顔が、人を引きつけ
ているのだという事も。
それがあの子の魅力であり私がひきつけられた要因の一つだ。
―だが、
「・・・あの、参謀?どちらへ・・・。」
「・・・・・。」
コツコツと、決して早くは無い相手の歩幅に合わせて歩きながら、ミカゲはそっとため息をついた。
ミカゲの腕をつかんで歩き出してからずっとこの調子だ。どこに行くか問いかけても、無音しか返ってこない。
何を考えているんだろうかと見上げて顔を見れば、表情のない顔の、眉間に少しだけ寄った皺。
・・・・怒っている?
そう考えると今度は何で怒らせたのか判らず思考がぐるぐると巡る。別段、特にアヤナミが怒るようなことはしていない筈だ。彼のベグライターである親友の仕事を邪魔したわけではないし、ましてや彼自身の仕事の邪魔をした訳でもない。
常々注意されていた休憩中に一人で昼寝するのも止めたし(これはテイトからも注意されたから、という事もあるけど)、一体何で怒らせてしまったのだろうと思うが、答えは出てこない。
「あそこだ。」
アヤナミが言ったのは、あまり使用されていない小さい会議室だった。こんなところで何の話があるんだろうと思っていると、アヤナミがつかんでいた腕を放しおもむろに扉を開けた。
「入れ。」
「・・・、はい。」
常とは違う行動に不安になりながらも、ミカゲは大人しく足を踏み入れる。
灯りが付いていないのか、カーテンで締め切られた部屋は薄暗くなんだか寂しい。
ミカゲは背中にチリチリと焦げ付くものを感じ思わず自身を腕で抱きしめ、アヤナミに向かって振り向こうとした。
「あの、本当に何の用・・・―ッ!!」
振り向こうとしたその行動は、半分成功して、半分失敗した。
身体を半分ほど向けたところで肩を捕まれ、引き寄せられたかと思えば腕の中。
カチリと何かが締まる音が聞こえ、音の方向を視線で追おうとしたがその前に首を固定され顎を持ち上げられて、静かに燃える深緋の瞳に囚われれば、視線を外す事なんて出来ない。
そのまま深く口付けられれば抗うことも出来なくて
角度を変えて何度も求められ、気が付けばミカゲはアヤナミに縋るように背中に手を回ししがみ付いていた。
思わず身体を離そうとし足を後ろへ下げると、腰にあたる硬い感触。
え、と口にする間もなく今度は机に背中を預ける形になり、その上をアヤナミがミカゲの両手を押さえて覆い被さっていた。これではもう行動では逃げられないとミカゲは眉を八の字にして困ったように目の前の人を呼ぶ。
「さんぼ・・・。」
「今ここにいるのは二人だけだ。」
「・・・アヤナミ、なんか怒ってんのか?」
「・・・。」
額に、頬に、次々に口付けを降らせ、片手が自由になる代わりにアヤナミの手が上着のボタンを外すのを感じ、こんなところでという羞恥心に視線を遠くに投げる。
本当は止めて欲しい所だが、ミカゲの静止で止まる程度の情欲なら、アヤナミは自分で押さえ込む事が出来る人だ。
上着のボタンを全て外し終えた手が、シャツの中に滑り込んできたのを感じて体が震える。
アヤナミの行動にも気が行くが、先程の会話の続きもまた気になって仕方がないミカゲは、行為を続けるアヤナミの背中に手を回し、言葉を発してくれるのを待った。
「・・・お前が、人に好かれやすい性格だということは熟知している。お前のその笑顔が、人をひきつけているのだという事も。」
「・・・アヤナ、ミ?」
「それ故に、交友関係が広いことも知っている。・・・今日も、どこぞの部の人間と話をしていたな?」
冷笑を浮かべて、さらけ出した胸の突起を、指先で弄ぶ。さらに逃げ出す様子がないと判断したのかもう一方の手も攻めに転じてベルトに手をつけた。
そっちまで行くのは本当に止めてほしい。頭の片隅で思いながらも、ミカゲは別のことで頭をめぐらしていた。
今日、部署外で話をした人間と言うと、二組しか思い至らない。但し一組は今目の前にいるアヤナミとアヤナミのベグライターで親友であるテイトだから、この二人は当てはまらない。
もう一組は確か2度程会話を交わしたことのある先輩方だ。
「確かに…、少し世間話はしたけど。悪かったか?」
「…お前が悪い訳ではないがな。」
その言葉に何故か自嘲が混じっている気がしてミカゲは不思議に思ったが、下着越しに触れてきた手に意識を持っていかれて、自身の口からは言葉よりも吐息が洩れた。愉しそうに嗤う声が、低く響く。
「素直な躰だ。」
「誰、の、所為だと!」
「私の所為だと言うなら、嬉しい限りだが?」
私しか触れていないと言う事だろう?と視線を合わせて聞いてくるから、ミカゲの言葉が詰まる。
どうしよう言いたくない。
言ったら機嫌が良くなるのは良く判っている。ついでにアヤナミが何故自分をここに連れてきたのかも、判ってしまった。
ミカゲに触れてきたからだ。あの人達が。その後すぐにテイトに声をかけられたのだから、もしかしたら見られていたかもしれないとは思ったが、触られたのはほんの一瞬で、すぐにその手を相手が不快に感じないように払いのけたのだ。あの程度だし問題ないだろうと思っていたけれど、どうやらお気に召さなかったらしい。
恋人の独占欲の強さに少し呆れながらも、ほんの少しだけ嬉しいと思ってしまう自分がいる。
言葉で返答するのが照れくさくて、ミカゲはアヤナミから視線を外し頬を薄紅色に染めて首を縦に降る。すると、両頬を掌で挟まれ少しだけ顔を上げられてしまう。
「それでいい。」
思わず見とれた紅紫の瞳。
普段は冷たいアヤナミの視線が、熱量を持ってミカゲに注がれている。
「誰にも触れさせるな。」
お前は私の物なのだからと、その瞳が言葉よりも行動よりも確かに語りかけて来るのをミカゲは知っている。
知っていて、こうするのは卑怯かな、なんて思いながら、ミカゲはゆっくりと瞳を閉じて、視界から雄弁な瞳を隠した。

